蕎麦に銘酒 野饗

美味しい日本酒と産地別二種盛り。
通いたいお店です。

久しぶりにここへやって来ました。
いつ以来だろう。

当時とお店は変わって『蕎麦に銘酒 野饗』さんになってます。
2011年4月にオープンしたお店だそうですよ。

まずはお酒をと思い、ご主人に香りがよいお酒ということで選んでいただきました。

「龍力 大吟醸 あらばしり」（4勺 650円）。
「お通し」（50円）は秋田産の蕎麦の実だと仰っていたような・・・。

酒の肴は黒板に書かれていた「水茄子の刺身」（500円？）。

今シーズン初めての水茄子。
独特の香りが茄子好きには堪りません。

小皿には醤油とオリーブオイルが入ってますが、そのまま食べても美味しいですよ。
てゆうか、そのまま食べるのが好きですね。

もう一品、「だし巻き卵」（900円）をお願いしてみました。
普段はあまり食べないですけど、何となく頼んでみました。

ふんわりあっさり、熱々のうちにいただきたいですね。

さて、お蕎麦は「産地別利きそば二種（もり）」（1100円）をお願いしてみました。

一品目は茨城県産の常陸秋そば。
抜き実で細打ちのお蕎麦はいかにも美味しそう。

常陸秋そばにしては香りが強めです。
甘味があって気持ちボソッとした感があります。
香りのよさについつい汁無しで完食してしまいました。

水切れが非常にいいですよ。

二品目は意外なお蕎麦が出てきましたよ。

長野県南相木村在来の十割で熟成だそうですよ。
熟成がどの段階のものか、聞かなかったのでわかりませんけどね。

きしめんよりずっと幅広な麺。
割り箸2膳分ぐらいあるでしょうか。

香りはやや控えめですが、噛むとなんとも味わい深いお蕎麦。
「塩でどうぞ」とのことですので、塩をなめつついただきました。

濃厚な蕎麦湯をいただきながら、そろそろ帰ろうかと思っていたら、隣のお客さんとご主人の会話が聞こえてきました。

「サミュエル・アダムス2005年」（1勺 1000円）。

名前から洋酒かと思ってましたが、洋酒とはいってもビールだとのこと。

ビールで7年ものって何？

私も1杯いただいてみました。

ビールとはいっても炭酸の発砲はありません。
見た感じはブランデーか何かのような感じ。

黒糖のような甘味があり、鼻を抜けてくときの感じはビールのような・・・。
ほんのちょっと（18ml）の量で1000円ですが、でも十分満足しましたよ。

すごいお酒を置いていると感心してたら、ご主人は以前に酒のライターをされてたんですね。
なるほど。。。

またお酒を呑みに来ます。
もちろん蕎麦も。