西武池袋線江古田駅からすぐのところにある、老舗な感じのいいお店です。
昼間からお酒なんか飲んだりしたらいいでしょうねぇ。
お店はここだけ別世界のような、漆喰の亀甲形模様のなまこ壁で蔵のような外観です。
お店の前に立ってみると少し浮いてるような気もしますね。
お店に入ったら老舗な感じのするいい雰囲気で、相席するしかないようなテーブル配置。
時代を遡ったようで、こんなお店もいいものですね。
席についてメニューからいつものように「天もりそば」(1560円)をお願いします。
しばらくしてお茶と落雁が供されました。
落雁は小布施の
桜井甘精堂さんのものです。
ここの落雁は国産の赤えんどう豆を原料にしていて、香りがよく口の中でさーっととけてなくなります。
近くを通るとよく買って帰るんですよ。
東京のお蕎麦屋さんで食べられるなんてね。
小布施と言えば栗菓子が有名で栗羊羹なんかも美味しいですよ。
女将さんの下駄の音がカラカラと店内に響きます。
その音を聞きながらボケッとしていると、その音が私の方に近づいてきて蕎麦が供されました。
平打ちの麺はちょっとボソボソ感がありますが、きしめんのような幅と相まって楽しい食感になってます。
噛みしめると蕎麦の香りがしていいですね。
汁は関東の甘辛い味。
ちょこっとだけ付けていただきました。
天麩羅は衣が大きく付いている、私の苦手なタイプ。
だけどたっぷりの天つゆ浸すと、しっかりと汁を吸って美味しく頂けます。
「天ぷらそば」(1560円)を食べても美味しいかな。
今度また来てみたいと思います。
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