新潟県加茂市の知り合いの所へ行ったときのこと。「最近、蕎麦にこってるんだよね」なんて話していたら「この辺だと越水という店が美味しいよ」とのこと。
新潟の蕎麦はつなぎに布海苔を使った蕎麦が多くてあまり好きではなかったので「へー」ぐらいで流していたのです。
ところが帰りがけに偶然にも「越水」を発見。
こうなったら食べてくしかないということで店の中へ。
二八と十割が選べるのですが今回は十割を食べてみることにした。
出てきた蕎麦は粗挽きの粉を使ってちょっと固めでちょっと太めでした。
盛り方は小さな山を4つ作って2列に並べ、真ん中に5つめの山を置くというものです。
粗挽きの蕎麦は大好きですが好みでいえばもう少しソフトなこしの方がいいかな。
つゆはだしの利いた薄目。新潟の蕎麦つゆはだしの利いたものが多いようですが、その中でもかなり美味しいのではないでしょうか。
こういう蕎麦を新潟で食べられるのは本当にうれしいです。
2006.10.27
二八の「ぼっちそば」を頂きました。
店曰く「戸隠流」の盛り方で出てきましたが、一塊になっているので水切れが悪く、つゆに入れるときも麺から水が垂れていました。
江戸前の食べ方だと水っぽく感じるのでつゆにどっぷりつけて食べる方がいいようです。
麺のコシが前回頂いた十割蕎麦よりもさらに強く感じました。
コメント