そば処 木挽庵

竹やぶさんで修行をされたそうですが、あまり竹やぶを感じないですね。
美味しいお店でした。

久しぶりの茨城県でどこへ行こうか迷いましたが、やっぱりこちらのお店でしょうか。

木挽庵。

以前から一度は寄ってみたいと思ってたんですよね。

ちょっと早いお昼ということで、開店と同時にぐらいにお店に突入です。

1人客や2人客はカウンターか入口脇の囲炉裏に案内されるようです。
私はカウンターの隅に席を取りました。

早速メニューを見ると「蕎麦三昧」（1800円）にしようか「せいろそば」（740円）にしようかで迷ってしまいました。

「蕎麦三昧」は料理が2品とせいろまたは田舎のどちらかで、「蕎麦三昧」の蕎麦は大盛りに出来ますが、「せいろそば」は大盛り不可。

迷ったあげくに「天ぷらせいろそば」（1600円）の蕎麦を「二色そば（大盛り可）」（1300円）に変えて貰うことにしました。（お値段は多分2400円）

待つこと数分、カウンターの前の引き戸が開いて蕎麦と天ぷらが出されました。
それぞれの蕎麦を食べるように猪口が２つついてます。

見事な二色のお蕎麦です。
色の違いも見事ですが、ここまで性格の違う蕎麦だと二色というより二種でしょうか。

盛っているせいろはご主人の手作りだそうですよ。

まずはせいろの方から。
香りがいいですよ。
口元に運んでくるだけで漂ってくる感じです。
喉越しも良くて汁は無くても食べられちゃいますね。

続いて田舎の方も食べてみます。
こちらは野趣溢れる食感という感じでしょうか。
香りは弱いんですけど、喉を通る時の擽られるようなざらつき加減が病みつきになりそう。

どちらも汁は同じで甘辛いものでしたが、猪口が2つあるなら汁も蕎麦に合わせて2種類あると嬉しいけどなぁ。

天ぷらもカラッと揚がっていて美味しかったです。
しかし、写真はカラッとせず手ぶれでしたね。（すいません。。。）
海老のぷりぷり感がよかったです。
百合根やアスパラ、むかご、舞茸、茄子などなど種類も豊富でした。

締めの蕎麦湯も濃厚で満足！満足！
お餅のような食感という「そばがき」（1050円）も食べてみたかったんですが、それはまたいつかの機会に。