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神保館に宿泊。

宿泊
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紀伊半島・潮岬にも近い古座の町に百年近くも経過した古い木造建築の旅館があります。
豪雨の時は雨漏りもするという宿に泊まってみました。

denさんから頂いた情報だと、ご主人は蕎麦を打つとの事でしたが、電話で聞いてみると「今は打っていません。」とのこと。
外で食べて、「素泊まり」(特別価格:3500円)にしようかとも思いましたが、折角なので今回は「2食付き」(6500円)でお願いしてみました。

それにしても串本は遠い。。。

早く着いたら周辺を散策・・・、と思ったら夕食時のいい時間になってしまいました。

蕎麦

案内されたのは2階の古座川に面したお部屋。
旅館の女将さんに「古い建物ですね」と聞いてみると、「明治ごろまで醤油を造っていて、そのころの建物なんですよ。」とのこと。
「2階は比較的新しいですよ」との言葉に「2階はいつ頃のものですか?」と聞いて見ると、「大正の頃です」。。。

蕎麦

窓の外に見える夕日が綺麗でしたね。
こたつに入りながらのんびりと眺めてました。

蕎麦

館内は入り組んでいて、迷路のようです。
2階の中央あたりにあると思われる長い廊下が印象的です。
廊下に面して部屋がいくつもあるようですが、何となく水戸黄門に出てくる旅籠を思い出してしまいますね。

蕎麦

食事は思っていたよりも豪華。(すいませんm(_ _)m)
何の魚か分かりませんが(笑)、魚の塩焼きがメチャウマ。

蕎麦

陶板もお肉たっぷり。
ビールを貰ってゆっくりと楽しみました。

ところで『神保館』さんには有名人もたくさん泊まっているようです。
双葉山、尾崎行雄、岡本太郎、フランク永井、小野田寛郎、夢枕獏・・・。
泊まってはいないけど、司馬遼太郎さんもここを訪れたそうですよ。

部屋では無線LANが使えるので、旅館でペンを走らせる文豪のようにブログを書いてみる。
しかしこの体たらくで、やはり書くことには向かないのですね。(笑)

蕎麦

翌朝、朝食を食べて早々に出発します。
ご主人に教えて頂いた大島のトルコ軍艦遭難慰霊碑と潮岬灯台の見学です。

蕎麦

1890年に大島樫野崎の沖合で、トルコ軍艦エルトゥールル号が嵐で座礁し、69名救助され587名が亡くなる事故がありました。
先日(3月27日)その慰霊碑に、1985年のイラン・イラク戦争でテヘラン空港に取り残された日本人を救出してくれたトルコ航空の機長オルハン・スヨルジュさんや、エルトゥールル号生存者の子孫が遭難慰霊碑を訪れ献花されたそうです。

蕎麦

座礁したのはこの辺りでしょうかねぇ。。。

コメント

  1. den より:

    行かれましたか?

    遠いでしょ・・・。
    ワタシは夢枕獏さんと古座川の鮎釣りで出かけました。
    車だと都内から12時間見ておかないといけません。

    去年は豪雨で釣りもせずに帰ってきました。
    日本一旨い鰹のお茶漬けの店が串本にあります。

  2. marsh より:

    今まで何度も潮岬に出掛けてますが、いつもは観光しながらの移動だったので、今回が一番遠く感じました。日本一旨い鰹のお茶漬けの店にも行きたかったのですが、今回は神保館さんの食事を食べてみたくて。次回は食べに行ってみます。

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