蕎麦 はな

因島にある水軍城の麓に美味しいお店がありました。
蕎麦だけでなく、蕎麦のクレープも魅力的。

瀬戸内海周辺といえば蕎麦よりうどんのイメージですが、瀬戸内海の因島に美味しい蕎麦屋があると聞いては行ってみたくなりますよね。

島といっても、しまなみ海道が通っていて車で行けるんです。
本州側からだと、因島北I.C.でおりて2kmほどのところに「蕎麦 はな」さんがあります。

国道317号から100mほど入ったところにお店がありますが、お店の前の道は細いので大きな車の方は国道の駐車スペースに車を置いて歩いた方がいいでしょう。

お店に入った時にはすでにお昼を過ぎてましたが、先客が3組いて賑わっていましたよ。

とりあえず「もりそば」（700円）の「大盛り」（＋100円）をお願いしてみました。
出していただいたそば茶と揚げ蕎麦をいただきながら、置いてあった観光案内を見て待つことにします。

運ばれてきたお蕎麦はうっすらと緑がかって輝いているよう。
綺麗なお蕎麦ですよ。

甘皮の星が散らばるお蕎麦を一口そのままでいただいてみると、見た目の通りに蕎麦の香りも素晴らしい。
噛むと甘みもじわっと広がってきて美味しいですよ。

蕎麦や汁の感じからいって翁系でしょうか？
ここは広島だから雪花山房さんで修行をされたのでしょうかね。

蕎麦湯を飲みながら周りのお客さんを見ていると、蕎麦の後にデザートを食べている方が多いのです。
みなさん、ぜんざいやクレープのようなのを食べていますね。

ここではぜんざいを食べなきゃ行けないのだろうかと（笑）、私も思わず「そばがきぜんざい」（500円）をお願いしてしまいました。

ぜんざいは薄味です。
だけど中に入ったそばがきを食べるには十分な甘みがあります。
熱々で、冬に炬燵で食べたら幸せだろうなぁ。。。

メニューには「そば湯仕立ての抹茶付き」とあったので、そば湯の入った抹茶が付いてくるのかと思いましたが違うようですね。（笑）

甘いものを食べた後には抹茶がよく合います。

最後に蕎麦のクレープをサービスで出してくださいました。
上にのっているのは甘夏？のマーマレードかな。
クレープの生地がモチッとして、蕎麦の香りがほんのり感じられます。
このマーマレードとよく合いますね。
もう一枚欲しくなりますよ。

尾道とはいっても有料道路を通って行くことになるので、ちょっと行きにくいところではありますが、また出かけてみたいと思います。
すぐ近くに村上水軍の水軍城があるので観光を兼ねて出かけてみてはいかがでしょうか。