手打そば いそやま

私が山奥が好きだからか、辺鄙（ごめんなさい）な所にあるお店に行きあたります。

せっかく水戸まで来たのですが、事前に調べたお蕎麦屋さんの3件が月曜休み。
月曜休みじゃないお店を見つけて来てみれば臨時休業とタイミングが悪いみたいです。

夕方50号を車で走っていたら「手打そば」、「600m」の単語が目に入ってきました。急遽ハンドルを切って案内の方に曲がりました。
細い道をだいぶ進みます。600mは見間違いだったかな？
どんどんお店など無さそうな方に入っていきますが、ポイント毎に小さな看板があるのでそれに従っていきます。
最後は砂利道を走ってお店に無事到着！

お店は民家を改築したような作りで、愛想のいい奥さんが迎えてくれます。

奥の座敷に座って早速メニューを確認。
といっても、もう夕飯時なので「天もり」（1350円）に決定です。

奥様がお通し？とお茶を運んできてくれたときに「看板からここまで結構距離がありますね」と話しかけてみたら、「初めての方はみなさんそうおっしゃいます」とのこと。
遠いと感じたのは私だけじゃないんですね。

蕎麦は甘皮と殻もいくらかは一緒に挽き混まれたもの。
甘さが感じられて美味しいです。
太さにばらつきがありますが、やや太めです。
汁はやや薄め甘口。

隣のテーブルに母娘らしき2人組が座りました。
娘さんが蕎麦好きらしいです。
若い女の子で蕎麦好きなんて茨城には多いのでしょうか？
お店の常連らしいお母さんが「ここの器はご主人が焼いたものだ」と説明しています。
思わず聞き耳たてたりして（笑）

夏の野菜が中心の天ぷら。ピーマン、インゲン、カボチャ、ニガウリ・・・。
ニガウリ！
ニガウリの天ぷらを初めて食べました。
天ぷらにしてもやっぱり苦い。（当たり前か）
海老は火の通り具合がよく、ぷりぷりで美味しい！

蕎麦の盛りも良かったのでお腹いっぱいです。
食後にそば湯を飲みながらのんびりと外の景色を見ていたら、コーヒーをサービスしてくれました。
ご主人は大相撲の中継を見ているようです。

静かなお店でゆったりとできました。
さぁ、ゆったりした分急いで帰ろう！