十割の粗挽きのお蕎麦が細打ち、太打ち選んで食べられます。
以前から行ってみたいと思っていたお店に、ついに出掛けてくることができました。
「蕎麦 宮川」さん。
何回か出掛けようと思ったのですが、時間の都合で行けなかったり、行ってみたら臨時休業だったりで今回初めて食べることができました。
客先を出てから急いでお店に向かいます。
金沢市内から南へ車で15分位走った郊外にお店があります。
急いだ甲斐があって一番乗りでお店に入ります(一番乗りに意味はありませんが・・・^_^;)。
住宅を改装したような雰囲気のお店は座敷のみで、2人用の卓も幾つかあります。
ご主人が元建設会社役員で一級建築士だそうで、自ら設計したお店なんだそうです。
私は坪庭の見える卓に席を取りました。
奥の部屋は庭も見えるようですけどね。
「さぁ、メニューを見て・・・」と思ったら、メニューが見あたりません。
キョロキョロと辺りを見回していたお店の方が「メニューはこちらです。」と団扇を渡してくれました。
辺りを見回せばどの卓の脇にも置いてありますが、気が付きませんでしたね。
あらためてメニューを見ながらどれにしようか迷います。
まぁ、この迷っている時間も楽しみの内ですかね。
結局、迷った割にはいつものように「もりそば 細」(900円)と「そばがき」(900円)になってしまいました。
程なくお蕎麦が運ばれてきます。
国内産の玄蕎麦を石臼挽き自家製粉していて、殻まで挽きこんだ太打ちと丸抜きの細打ちが選べます。
今日は細打ちの方でお願いしてみました。
蕎麦の粒々がよく見える粗挽きのお蕎麦。
噛みしめるとしっかりとした弾力のある蕎麦は、徐々に穀類の芳ばしいような香りと甘味が広がってきますよ。
出汁の香りと甘味の利いた汁も美味しいなぁ。
「そばがき」をやめて、太打ちとの食べ比べにしてもよかったかと思っているうちに、その「そばがき」が運ばれてきました。
葉っぱの形に盛られた「そばがき」は見るからに柔らかそうです。
「海苔に巻いてお食べください。」とのことでしたが、まずはそのままで頂くことにします。
あまり長く箸の上に乗せていると、下に垂れ落ちそうな柔らかさ。
細打ちのお蕎麦の粉とは違い、殻まで挽きこまれています。
お蕎麦よりも一段と強い甘味が美味しくて、黙々と「そばがき」を舐めています。
そう、柔らかいので噛むと言うよりは舐める感じ。
時間がたてば水分が飛んで粘りが出てくるのでしょうが、その前に食べてしまいたい。
別製の濃厚な蕎麦湯を飲みながら余韻に浸っていると、続々とお客さんが入ってきて、卓が全部埋まりそうです。
順番待ちがでそうな雰囲気なので、余りゆっくりしないで席を立つことにします。
宮川さんでは4・5月の頃に筍のコース料理(1人前 2500円)もやっていらっしゃいます。
同じ敷地内に「筍茶屋宮川」というお店があるようですよ。
来年の春には筍のコース料理も食べてみたいですね。
コメント
宮川さん・・・いいですね。
金沢になかなか仕事がなくて行ってみたいお店なんですよ。
・・・って。
暫くは無理ですね(笑)
一休さんにも行かれたようで嬉しいです!(^^)!
さて、ご心配をお掛けしていましたがそろそろ活動開始します。
詳しくはメールしますね(^^)/
ようやくネット開通ですね。
ブログも更新されたようでホッとしました。
しばらくは大変でしょうけど、お体には十分お気を付けてくださいね。