今日はソバリエさんたちの集まりで春蕎麦研究会に特別参加させて頂きました。
丹沢そば 庄太郎さんへ視察(?)なんです。
渋沢駅でソバリエさんたちと待ち合わせをして、総勢6人で『丹沢そば 庄太郎』さんに向かいます。
今回伺った『三廻部店』さんはホームページによると会員専用のお店のようです。
『庄太郎』さんに着いて駐車場に車を止めるとトラブル発生!
お店の駐車場だと思ったら、全然関係ない方のお宅の駐車場でした。
駐車場のお宅の年配の女性に、どえらい勢いで怒られちゃいました。m(_ _)m
『庄太郎』さんの駐車場は畑を突っ切って一番奥まで入ったところにあります。
お店の前には畑が広がっています。
そこにはスプラウト用の蕎麦が栽培されていました。
一部では白い小さな花をつけていましたよ。
こんな暑い日に蕎麦の花を見られるとは、不思議な感じですね。
今回、『丹沢そば 庄太郎』さんにお邪魔したのは、『庄太郎』さんで春蕎麦を作っているという話があったからなんです。
いつもお世話になっている前島さんが段取りを取ってくださいました。
『庄太郎』さんの春蕎麦は8年前から栽培を始めたそうで、連作(二期作)をしているとのこと。
連作(二期作)は全国でも珍しいらしいですよ。
さて、今日のお蕎麦は2000円のコースでお願いしてあります。
ご主人のお話をお聞きしながら頂きました。
まずはそばがきです。
所謂かきっぱなしというものです。
ややボソッとした感のある、粉っぽさを感じるぎりぎりのところ。
香りはほのかに感じられ、噛むと甘味がじんわりとでてきます。
天ぷらは茄子に南瓜、人参、馬鈴薯、海老など。
海老以外はすべて『庄太郎』さんの畑で採れたものだそうです。
馬鈴薯が美味しかったなぁ。
そして今日のメインの春蕎麦を使ったお蕎麦です。
十割だというお蕎麦は、ツルッとした食感に、つなぎが入っているのかと思うようなコシの良さがあります。
香りはやや控えめですが、ツルツルっと喉を通ります。
次に太打ちのお蕎麦です。
こちらは春蕎麦ではありませんが、先ほどの細打ちと同じような香り。
表面がツルッとして幅広なので、きしめんのような食感です。
食後のデザートにスイカです。
私は今年初のスイカですね。
『庄太郎』さんでは収穫した蕎麦を自社で保管し、自社の持つ選別機、脱皮機、石抜き機などなどを駆使して玄蕎麦をきれいにしているそうです。
粉にする石臼は目立ての違うものが6台あり、その時の蕎麦の状態や気候などに応じて使い分けているそうですよ。
蕎麦を食べた後、実際に機械を見せて頂きました。
ところでお店にはおみやげ品コーナーがありました。
のぞいてみると1袋250gで1000円の乾麺がありましたよ。
私の知っている中では一番高い乾麺です。
そば粉の含有割合は65%だそうで、新蕎麦が6.5%入っているとか。
食べるのが楽しみです。
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