木島平村観光交流センター内にあるお蕎麦屋さん。
地元のおばあちゃん達が蕎麦を打ってます。
通りがかりに「手打ち蕎麦」の幟が目に入ったので寄ってみることにしました。
最初は道の駅かと思ったのですが、木島平村の観光交流センターでした。
お店の入口近くには打ち場があって、地元のおばあちゃんが蕎麦を打ってましたよ。
その様子を見ながらお店に入ります。
メニューには「十割そば」(1000円)や二八の「ざるそば」(700円)がありましたが、いずれも雄山火口(オヤマボクチ)をつなぎに使っています。
飯山市富倉をはじめ、このあたりはオヤマボクチの蕎麦が多いですからね。
「十割そば」をお願いしました。
丁度釜のお湯を入れ替えたところだそうで、少し待ちましたが店内を見学して待っていました。
挽きぐるみでやや太めなお蕎麦。
オヤマボクチの割にはややボソボソした感があります。
それは祖谷そば等のぶつぶつ切れる蕎麦をオヤマボクチで繋いだような印象。
素朴な雰囲気が伝わるいいお蕎麦です。
小芋の煮っ転がしがメチャウマ!
これ、お代わり欲しいです。
蕎麦湯は、鍋の湯を入れ替えたところの割には濃いので、別製でしょうか?
帰り際にレジのところでオヤマボクチと思われるものを見つけました。
おばあちゃんに聞いてみると、やはりオヤマボクチだとのこと。
左上の緑色のはオヤマボクチじゃなくてお蚕さんです。
このあたりで養蚕もされていて緑色の繭は珍しいのだそうですよ。
お店を出て観光交流センターを見て回っていると、脇の畑にオヤマボクチが展示栽培されているのを発見。
オヤマボクチ、初めて見ました。
アザミみたいな花(?)が付いてますが、一枚一枚の萼(?)が鋭くて触ると指に刺さります。
乾燥したものはさらに固く鋭くなってほとんど凶器でしたね。
蕎麦のつなぎに使われるのは花(?)の方ではなくて葉です。
葉の裏側にある綿のような繊維状のものを使うのだそうですよ。
帰りがけに観光交流センターの近くで蕎麦畑を見つけました。
少し花が咲き始めています。
もう少しで満開ですね。
コメント
ワタシが行ったときは時間が早くて蕎麦はやっていませんでした。
高原豆(花豆)をお土産に買おうと思って袋を見たら中国産だったので止めました。
地元野菜もまだ搬入されていませんでした。
私の出かけたのは午後からでしたが、そのころに地元の野菜が運び込まれてましたよ。
意外と遅めな搬入なんですね。
オヤマボクチ。勉強不足で初めて知りました。
まあ、長野にちゃんと行ったことがないので。。