天領地・日田の土蔵を改築した雰囲気の良いお蕎麦屋さんです。
日田は江戸時代に幕府直轄の天領地として栄えた町です。
中でもここ豆田町は商家が集中し、今も古い町並みや土塀が残っています。
その古い町並みの中に「麦屋」という蕎麦屋があります。
通りに面した入口を入るとそこは「クラフト・ギフト・ギャラリー日田の里」というお店。
このお店の中を通り抜け、中庭の奥にある土蔵が「麦屋」さんです。
店内も町の歴史を感じさせるような落ち着いた雰囲気。
壁に「一日二十食限定十割蕎麦」の張り紙があります。
やっぱり十割の言葉に弱い私は他のメニューも見ないうちに頼んでしまいます。
しかし、今は16時になろうかというところです。
一日限定二十食でまだ残っているというのはどういうことでしょうか。
さて出てきました。
ん！
麺が丸いです。角がない。
表の提灯に「元祖豆田そば」と書いてありましたがそれでしょうか。
食べてみるとグニュグニュとした食感。
糸こんにゃくのようです。
汁は甘めでダシが利いてます。
毎度思うのですがやっぱりせいろを食べなきゃ行けませんね。
ふと店の奥を見るとひな人形があります。
日田では2月15日～3月31日に「天領日田おひなまつり」が行われます。
代々伝わるひな人形が公開されます。
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