久しぶりに大分のお蕎麦屋さんです。竹林をバックに黒塗りのお店は雰囲気がいいですね。
湯布院でお蕎麦をと思い来ましたが、どこに行こうか迷い結局入ったことのないお店へ来てみました。
お店に入るとコワモテのご主人から威勢の良い「いらっしゃい」の声が。
席に着きとりあえず「ざる蕎麦」（690円）をお願いしました。
待っている間にご主人に、「湯布院で観光というと・・・」と話しかけるとニコリともせず「湯布院は温泉保養地だから観光する所じゃないよ」との返事。とりつく島がない・・・。
しかし何となく温かみを感じる雰囲気は、カウンターでお酒を飲みながら話をしたら楽しそうな感じです。
メニューには「湯葉蕎麦」（890円）や「山菜蕎麦」（890円）、「ごま豆腐蕎麦」（890円）など豊富ですが、湯布院にある他店に比べてややお値打ちな感じがします。
写真の通りに田舎蕎麦です。ややぼそぼそ感がありますが、田舎蕎麦が好きな人にはいいのではないでしょうか。汁は意外にも関東風。蕎麦の味に負けずによく合います。
食べ始める頃からお客さんが増えてきました。みんな観光客のようです。
実はお店の向かいには仏山寺という康保年間（964～968）に開山されたお寺があり、観光スポットの１つになっています。
ご主人に「向かいのお寺は観光スポットらしいですね」と聞いたのですが、「この辺で一番古い寺で地元の人の寺だ。観光スポットというものでもない。」とのこと。
そう言うだろうと思ってました。（笑）
今度ゆっくり伺ってみたい。
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