神楽坂にある「たかさご」さんで佐賀フェアを開催すると聞き、会に参加させてもらいました。
佐賀フェアは8000円と4000円の2コースがあります。
今回はまたまた華麗麺麭さんのお誘いで、神楽坂にある「たかさご」さんの佐賀フェアに行ってきました。
佐賀フェアと題して平成25年3月13日(水)~25日(月)(火曜定休)の期間は佐賀の食材を使ったコースが食べられるんです。
佐賀フェア開催に当たっては県の方とも打ち合わせをされたそうですよ。
この日、華麗麺麭さんのお誘いに参加したのは9名。
私が一番乗りです。
佐賀の食材の解説付きメニューを見ながら、皆さんが集まるのを待ってます。
揃ったところで、まずはビールで乾杯!
キリンのラガーとエビスがありましたが、ラガーを選びました。
お通しはピリッと辛みのある蕎麦味噌。
甘みの後から辛さがやってくるのですが、この辛さがお酒には最高です。
早くもお酒にチェンジしたい。
大好きな鍋島の純吟、ダグラス・マッカーサー元帥がGHQ指定商品に推した東長、どれも楽しみだな。
三種盛りはほうれん草の梅肉和え、麓どり焼、有明海苔。
鴨肉かと思ってご主人に確認したら、佐賀県三ツ瀬産の地鶏で「麓どり」というそうです。
柔らかい身でしたよ。
若竹椀です。
筍と若布を見ると春を感じますね。
お造りは玄海漁協直送のメジマグロと真鯛。
玄海漁協は唐津市、伊万里市周辺の漁協だそうです。
それはお魚も美味しいことでしょう。
そばがきです。
非常になめらかなそばがきです。
蕎麦粉は佐賀県唐津市相知町産。
唐津市でも南の方の山間部で、10年ほど前から蕎麦栽培を始めたそうです。
県外へは出荷していないようで、地元で消費されていた蕎麦のようですよ。
『たかさご』さんでは玄蕎麦で仕入れて、石抜き、磨きから挽くところまですべておこなっています。
鰆の南部焼きと牛蒡、蓮根のきんぴら。
鰆はお造りと同じ玄海漁協から、蓮根は佐賀平野辺りで作られているものだそうです。
脂がのった鰆は皮の辺り特においしかったですよ。
福岡県や佐賀県辺りの代表的な郷土料理「がめ煮」。
「がめ煮」ってなんだろうと思ったら「筑前煮」のことだったのですね。
地元では「がめ煮」、地元以外では「筑前煮」と呼ばれているらしい。
天ぷらは挟んだもの3種。
大葉にはジャンボニンニク、海苔には自然薯のとろろ、蓮根には海老が挟んでありました。
いずれも佐賀の食材です。
ニンニクはとろけるような柔らかさ。
普通のニンニクの5倍ほどの大きさで、ひとかたまりで1kgぐらいの重さになるそうですよ。
匂いも控えめなので食べやすいのだとか。
コースの最後はお蕎麦です。
せいろ又はかけを選べますが、もちろんせいろを選びました。
産地はそばがきと同じ、蕎麦粉は佐賀県唐津市相知町産。
ここまでのお料理は、ホテルオークラで修業されたというご主人の息子さんが腕をふるってますが、お蕎麦はやっぱりご主人が打っているそうですよ。
香り控えめですが、後から香りが湧き上がってくるような感じです。
コシが良く、のどごしが素晴らしいですね!
辛汁なんだけど、いい感じで甘みのある汁に、ちょこんと、極少しつけて啜るとまた格別な味わいです!
美味しい!
デザートの苺ももちろん佐賀県産の「さがほのか」。
すっきりとした甘みがあって、あまり酸味を感じなかったですね。
ところで今回のコースは4000円コースでした。
この上には8000円コースがありますが、そちらにはA5ランクの佐賀牛がメニューにあります。
A5ランクの佐賀牛を食べてみたい!
ご主人に単品で頼めないか聞いてみましたら、単品は100gで6000円だとか。
コースが8000円で6000円が佐賀牛だとは・・・???
ご主人曰く”間違って”仕入れてしまったので、赤字なんですよとのこと。
単品ではとても頼む気がしないのでチャンスがあれば、8000円のコースを食べに来たいところです。
でも佐賀フェアの予約が多くなってきているとか。
早めに予約した方が良さそうですよ。
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