先日、『民宿 焼畑』さんへ行ってきましたが、今回は東京に帰ってきてからのお話です。
『民宿 焼畑』さんで蕎麦粉を頂いたので、そばがきを作ってみました。
先日、以前からずっと行ってみたいと思っていた『民宿 焼畑』に行ってきました。
有名なクニ子おばあちゃんとお話ししたり、実際に焼畑へ連れて行って頂き、どんな場所でソバを栽培していたのか見学させて頂きました。
その『民宿 焼畑』を後にするとき、ご主人からお土産にと蕎麦粉を頂きました。
3~4人前の蕎麦が打てそうな量がありますが、私は蕎麦を打たないので、どうしようかと悩みます。
とりあえず、写真に撮ってみました。
蕎麦は石臼で手挽きしています。
上の写真は実際に使っている石臼です。
椎葉産の蕎麦もネット通販などで手に入るようですが、「椎葉産=焼畑で生産」ではありません。
椎葉村でも焼畑をしているのは『民宿 焼畑』さんだけで、実際に焼畑を見に行くとその作付面積は50a~1ha程度なんです。
なので、この粉はとっても貴重な物なんです。
玄蕎麦の挽きぐるみの粉を眺めていると、やはり食べてみたくなる。
そこで自分でそばがきを作ってみることにしました!
そばがきを作るのは生まれて初めてのこと。
一応、作り方は知っているので、早速作ってみることにします。
・・・?
・・・!
暫く格闘の後、出来上がったそばがきを食べてビックリ!!
あまりの不味さに写真を撮ることも忘れてしまいます。
そばがきを、ここまで不味く作ることが出来るのだろうか。。。(笑)
鬼皮の部分の味が強すぎて苦すぎます。
しかし、粘りだけは『民宿 焼畑』さんで頂いたものと同じぐらいありますね。
さぁ、困ったぞ。
折角頂いた蕎麦粉を”美味しく”食べる方法はないものだろうか。
そこで思いついたのが、「プロに頼もう!」ということ。
早速、神楽坂にある『志ま平』さんに出掛けて作って貰う事にしました。
快く作って頂いたそばがき。
見た目から私の作ったそばがきとは違いがあるのですが。。。
「私の使った粉には鬼皮がたくさん入っていたに違いない。」なんてことを思います。(同じ粉です。^_^;)
さすがにプロの作ったそばがきは美味しいですよ。
やはり粘りが強くて、ご主人も驚いていましたね。
香りが強く感じられ、甘みもあって美味しいそばがきです。
こちらは『志ま平』さんの粗挽きのそばがき。
メニューに載っているそばがきは細かい粉を使った物ですが、お願いすると粗い粉でも作ってくれます。
穀物の甘みがたっぷりのそばがきは美味しいですよ!
それにしてもプロと素人(といっても初めて作ったのですが。。。)の差をはっきりと感じましたね。(笑)
ご主人に美味しいそばがきの作り方を伝授して頂きました。
来年、『民宿 焼畑』さんに行って蕎麦粉を分けて貰うときのために、少しだけ修行してみようかな。
コメント
ワタシは一度だけ蕎麦を打った事があります。
茹で立てを一口食べて、以後打つことは止めました。
過去二番目の不味さです。(一番は上り談合坂SA)
志ま平さんには南会津産の十割を打ってもらったことがあります。断ち蕎麦と同じ粉なのに技術の差ですね・・。
美味しかったです。
そばがきに柚子乗っていませんね(^^;
プロの技術は凄いですね。あんなに差が出るとは思わなかったです。やはり私は蕎麦を打たない方がいいかと改めて感じました。(笑)