ひさしぶりにガツンとくる蕎麦に出会いました。
深山・・・美味しかったです。
いつもの客先をでて市ヶ谷の駅まで来ました。
お昼をどうしようかと考えた結果、先日通りかかったお店に行ってみることにしました。
牛込中央通りの坂を上がっていくと、入りにくそうな入り口(笑)のお店があります。
重厚感のある戸を開けると靴脱ぎになっているので、靴を脱ぎ下駄箱へ。
ちょっと狭くて大きな鞄を持っていると戸にぶつけそうで気をつけながら動きます。
お店に入って見たらお客さんは無く私だけ。
2人用の卓も2つありますが雰囲気的に「カウンターへどうぞ」って感じなので、入り口近くのカウンターに座ります。
ご主人を見るとなんだか話しかけにくそうな感じです。
メニューはこれだけ。
夜は別のメニューがあるのかと思いながら、とりあえず「おせいろ」(900円)をお願いしました。
割と幅のある麺です。
そのまま一口いただいてみると、蕎麦の甘みがふんわりと広がります。
つるつると喉越しもよく美味しい。
甘みのある濃い汁がまたいいですね。
これで蕎麦湯はうまいだろうなと思いながら食べていると、量が多くないので食べ終わっちゃいそうです。
あわてて「深山」(1000円)をお願いしました。
「深山」は粗挽きで太めの蕎麦だとのこと。
供された蕎麦をパッと見た瞬間、目がおかしくなったかと思っちゃいました。
やたらと蕎麦が大きく見えます。
いやいや、太さじゃなくてね。
よく見ると蕎麦のつぶつぶが今まで見たことがないぐらい大きいんです。
これで遠近感が狂ったんですね(笑)。
一口食べてみると・・・久しぶりにガツンと強烈な蕎麦の味がやってきました。
蕎麦の甘み、甘皮の香り、いいお蕎麦です。
夢中で食べたのであっというまです。
もっと食べたかったのですが、また次回に譲ります。
蕎麦を食べ終わった頃に「蕎麦湯を注ぎましょうか」と声をかけられます。
さらに「柚子もお入れしますか?」と聞かれるのですが、他にはない流れにちょっとドキドキしてしまいます。
蕎麦湯は湯桶ではなく蕎麦猪口に、直接釜から汲み上げてくれます。
蕎麦湯を飲んでるとご主人が「食べ歩いてるんですか?」と聞かれました。
取っつきにくそうな感じだったので、ビックリしながら「ええ、まぁ」と答え、しばしお話しさせていただきました。
「2つのどちらが美味しかった?」と聞かれ「深山」と答えると、ニヤリとしながら「これ以上ないくらい粗く碾いてるんですよ」とのこと。
いやいや、粒が大きいわけだ。
すっかりお店の雰囲気や蕎麦のこだわりに惹かれてしまいました。
「次回は夜来ます」とご挨拶してお店を後にしました。
コメント
行かれましたか(^_^)
埼玉に店があった時には良く行きました。
おやじ、怖そうだけど意外と小心者ですよ。
次回は蕎麦のポタージュスープなど飲んでみてください。
こちらのお店、美味しいですよね。次回は絶対夜に行ってスープを飲みます。
それにしてもdenさんもあちこち行かれてますね(^_^) 。
はじめまして。志ま平さんの記事があったので読ませていただきました。
良い蕎麦を出しますよね。初めて行った時、同じような応対で驚きましたが、気さくな店主で楽しくいろいろとお話をしました。また是非行きたい店あります(^^)
まあやんさん、初めまして。
本当にご主人は話してみると気さくな方ですね。また出掛けてゆっくりとお話ししてみたいと思っています。
先週水・木・金と続けてこの近辺で所用がありましたので、ここも伺いました。深山ホントに美味いですよね。生粉打ち亭さんの田舎よりこちらに軍配上げます。タイムリーに記事アップして頂き感謝です。
深山は美味いですね。また行きたいんですけど、なかなか機会が無くて・・・。