蕎麦猪口の一閑人がかわいい。
久留米にある通ってみたくなる美味しいお店。
今回は久留米からです。
福岡市へはよく出掛けますが、久留米はいつも通過です。
なので今回はちょっと寄り道してみようかと。
やってきたのは『蕎麦処 一閑人』さん。
外観もかっこいいですが、店内も洒落てますよ。
上の写真と反対の方には、ご主人の趣味でしょうか、ギターがたくさん飾ってあります。
窓に面したカウンターに席を取り、外を眺める前に注文をしておきます。
一通り目を通して「せいろ」(750円)と「そばがき」(580円)をお願いしてみました。
窓の外には立派なお庭が広がりますが、もう少し緑が出てきたり、紅葉の季節なんかはきれいでしょうね。
まずは「そばがき」が運ばれてきました。
今まであまり見たことがない餡のかかった「そばがき」です。
一口大に丸められた5つの「そばがき」に醤油餡が掛けられています。
蕎麦の香りもいいですが、餡が美味しいですよ。
上品なみたらし団子を食べてるような感じもします。
「そばがき」の最後の一口を口に運んだら、お蕎麦が運ばれてきました。
グッドタイミングですね。
お蕎麦は北海道幌加内産を中心に、石臼で碾いたものだそうですよ。
丸抜きのやや粗挽きっぽい細打ちのお蕎麦。
香りは控えめですが、穀物の甘みがじんわりと広がってきます。
キリッと冷えて喉越しの良いお蕎麦、辛口で独特な風味のある汁にちょこんと付けてズズッと頂くと堪りませんね。
後でメニューを見たら汁にはオリジナルの醤油を使っていると書いてありましたが、独特な風味はそれでしょうかね。
食べてる途中で気がつきましたが、お猪口を覗き込んでる人がいる。
かわいいなぁ、これ!
こんなお猪口、私も一つ欲しいですよ。
このお人形、お店の名前の由来にもなっていて『一閑人』というそうです。
お猪口に限らず、器の縁に人形がついていて、閑人(ひまじん)が井戸を覗いているように見えるものをさします。
別名で「井戸覗き」ともいうそうですよ。
ひまじんが蕎麦猪口を覗いてる・・・、私の事でしょうかね。(笑)
コメント
~蕎麦人さん、お久しぶりです!。
蕎麦行脚あいかわらずですね。
ところでこちらの蕎麦処 一閑人さん、なかなか良さげな雰囲気の店ですね。
蕎麦も美味しそうで・・・。
時々(1年に一度程)久留米にある石橋美術館へ行くので、今度このお店に立寄ってみます。楽しみがひとつ増えました♪~。
それから佐賀県のそばの芽料理が食べれる、木漏れ陽さんへ先々週行って来ましたよ。蕎麦も蕎麦の芽も大変美味しかったです。あの山の中でお客さん多いですね。びっくり。
昨年夏より私もブログを作り出しました。はまりますね。
4/19に木漏れ陽さんをUPしてますので、よろしければご覧になられて下さい。
それではお元気で!
まろりんさん、お久しぶりです。一閑人素敵なお店ですので、是非お出かけください。
ブログ拝見させていただきました。私の知らないお蕎麦屋さんが何軒かあったので参考にさせていただきます。桜の写真、綺麗ですね。