『にはち』さんで、お蕎麦を使ったスープやパン、ガレットなどを別々の日に食べたことがありましたが、全部セットで食べてみたいと思い、お願いしてみました。
前回『にはち』さんに伺ったのは5月頃だったでしょうか。
その際に蕎麦粉入りのパンとスープをいただいたのですが、それ以前にはガレットとか蕎麦のカルボナーラとか食べてます。
それなら全部セットで食べたいなというのが今回の蕎麦の洋食セットです。
事前予約して出かけてきましたよ。
ご挨拶もそこそこに、サラダ代わりにと出して頂いたのが泉州水茄子です。
茄子独特の香りとかアクっぽさは無くて果物のようなジューシーさがあります。
醤油が添えてありますが、そのまま浸けずにいただきます。
早速、日本酒と行きたいところですが、今日は暑かったのでビールから。
それに今日は洋食セットですしね。
ビールの肴ということになるのでしょうか。
まずはガレットとパンにスープです。
ガレットは蕎麦粉の生地に卵、そして別府湾で捕れたしらすを使っています。
ご主人曰く「別府ガレット」という名称で売り出すのだとか。
熱々のガレットはビールにもよくあいますね。
「蕎麦のスープ」です。
牛込神楽坂の『志ま平』さんから影響を受けて作った「蕎麦のスープ」は、生クリームをふんだんに使い、蕎麦の実を裏漉しして使っているので、見た目は普通のスープっぽいです。
ちょっと濃密で、口に運ぶと蕎麦の香りがほんのりと漂います。
蕎麦のパンです。
蕎麦粉と小麦粉を混ぜたものを生地にしています。
このパンに「蕎麦のスープ」をつけて食べても美味しいですよ。
ここで日本酒にチェンジです。
できるだけフルーティーなお酒ということで、獺祭 純米大吟醸50をいただきました。
セットはまだ続いてます。
鴨焼きですが、鴨肉に蕎麦粉をまぶして焼いてあります。
ソースは大分産のかぼすにざる用の濃いだし汁、とろみを付けるのに蕎麦粉を入れているそうです。
かぼすの酸味が鴨肉とよくあいますね。
これ単品でもまた食べたい一品です。
ここでセットは中断で、話が冷やかけの話題になったので、「もずくそば」をいただきます。
もずく酢にお蕎麦が入ったような感じですが、酢は甘くなっていて、酸っぱさをあまり感じません。
さっぱりしていて暑い夏に負けそうな時は、これを食べると元気が出そうな気がします。
さぁ、本題に戻って「蕎麦のカルボナーラ」です。
蕎麦のスープをベースに卵の黄身を加えてソースにしています。
温かいのと冷たいのがあるのですが、今回は温かい「蕎麦のカルボナーラ」をいただきました。
もともと濃密なスープを使っているので、粘りがありますね。
デザートは「蕎麦アイス」です。
韃靼蕎麦茶をコーヒーミルで挽いたものが、アイスの中にはいってます。
上にかかっている茶色い粉も韃靼蕎麦茶をコーヒーミルで挽いたもの。
ちょっときな粉っぽい味わいです。
さて、今回の洋食セットですが、予約をすれば誰でも食べられるようです。
1人前3500円~ですので興味のある方は、前日までに予約してどうぞ。
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