蕎麦の実を発芽させてから打つという『おお西』さんが考案した蕎麦が食べられます。
“おお西”さんの生み出した「発芽そば切り」を、お弟子さんのお店で食べたことがあります。
一度本家でも食べてみなければと思ってました。
(私が食べに行ったお弟子さんのお店:十割蕎麦 まちだ、手打百藝 中の森)
お店に入り座敷に上がり込み、一番奥の窓側に席をとりました。
早速、”おお西”さんお薦めである「発芽そば切り」(1575円)をお願いします。
この日は「発芽そば切り」のみ新蕎麦だそうです。
また、先日購入した「ガイドのとら 信州そば」に写真が掲載されていた「発芽そばがき」(630円)もお願いしました。
注文して数分、あっという間に蕎麦が運ばれてきます。
しかも、蕎麦とそばがきの両方とも。
順番にもってきてよと心の中で叫びながら(笑)蕎麦の方から先に頂くことにします。
久しぶりの「発芽そば切り」です。
といっても前回は十割蕎麦 まちださんで食べたのですけどね。
「発芽そば切り」はメニューに書かれていたのによると「そばの実を発芽させ、搗き臼(つきうす)と店主考案の手打ち法によって、そばに仕上げました。発芽期に発生する糖化酵素による甘みの増加、餅のような食感、独特のぬめり・・(以下略)」だそうです。
確かにお蕎麦の甘味やぬめりがあり、美味しいお蕎麦なんです。
ただ、以前食べた「発芽そば切り」よりぬめりが全然少なかったですね。
蕎麦を急いで食べて、「発芽そば切り」に移ります。
「ガイドのとら 信州そば」の写真が美味しそうだったので食べてみたくなったんですよ。
見た目が粗挽き肉の団子のように見える、超粗挽きなそばがき。
蕎麦の実がそのまま入っていたりします。
しかし残念なことに中の方はできの悪いボソボソの団子のような状態。
多分作り置きなんでしょうね。
作りたてを食べたかったなぁ。
ところで”おお西”さんのホームページにご主人の写真が掲載されてました。
古式ゆかしい姿で蕎麦を打っている写真です。
私、最近20年ぐらい前のNHK大河ドラマ「武田信玄」のDVDを見ているのですが、そこに出てくる村上義清(上條恒彦)に似ているなぁと。
“おお西”さんのお店がある上田市には、村上義清と武田信玄が戦った砥石城がありますしね。。。
上の写真は真田本城から見た砥石城方面。
砥石城は写真奥、左の山の方か、それとも左過ぎて写ってないか・・・。
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